慣性計測ユニットソフトウェア
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無償・有償のソフトウェア ラインナップ
リアルタイムにモニタリングできるsbgCenterソフトウェア(無償)と後処理が可能なQinertiaソフトウェア(有償)を用意しております。その他、開発用のSBGEComなどの開発サンプルコードもご提供しております。
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概要
SBG System社はリアルタイムにモニタリングできるsbgCenterソフトウェア(無償)と後処理が可能なQinertiaソフトウェア(有償)を用意しております。その他、開発用のSBGEComなどの開発サンプルコードもご提供しております。
sbgCenter(無償)
sbgCenter(無償)
すべてのシリーズでsbgCenterはリアルタイムにセンサのパフォーマンスなどのモニタリングに利用できますが、EllipseシリーズではsbgCenterを使って、ユニットの設定などを行うこともできます。
具体的にできる項目
- モーションプロファイルを使った簡単な設定
- リアルタイムでデータの可視化や軌道のモニタリング
- 記録されたデータの再生及び解析
- データをExcel、Matlab、Google Eartheフォーマットへ出力
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Qinertiaソフトウェア(有償)
Qinertiaソフトウェア(有償) 次世代INS/GNSS用後処理ソフトウェア
効率よく測量する、どんな場所でも測量できる、不安なく測量できる。
Qinertiaは測量を簡単に計測できるよう設計されております。
主な機能
- 常に更新されている7,000以上のベースステーション
ミッション終了後、Qinertiaは164か国にある7,000を超える基地局からのオフラインRTK補正にアクセスでき、しかも常に最新の状態になっています。 - 密結合後処理(タイトカップリング)
SBG System社が開発した高度な密結合アルゴリズムはRTK補正を最大限に生かすことにより、最高の精度を可能にしています。 - 仮想基地局(VBS)
基地局から離れている場合、Qinertiaは仮想基地局(VBS)を自動的に生成します。このVBSは走行軌道に最も近い場所に生成されることが可能であるため、最高の位置精度を実現できます。
主な特徴
- 処理速度
フォワードとバックワードの同時計算により、3分未満で6時間のログデータを処理できます。 - 高度な品質指標
インタラクティブな高度なパラメータ:分離、標準偏差、バイアス、スケール係数、レバーアーム - 処理が簡単
レバーアームの再推定、オフセットの再定義が可能であるため、再測定することなくエラー修正することが可能
Qinertiaの4バージョン
Qinertiaソフトウェアはすべてのお客様のニーズに合わせて、「Qinertia Pro」「Qinertia Lite」「Qinertia UAV」「Qinertia GNSS」の4つのバージョンをご用意しております。
Qinertia Pro フル機能のPPKすべての機能を使えるINS / GNSS後処理ソリューション
ナビゲーションデータを改善し、詳細な解析を行い、走行軌道からのはみだしを修正したい場合にお勧めします。Qinertia Proは、すべてのアプリケーション/環境でのすべてのSBGセンサで取得したデータの後処理が可能です。 データ精度を向上させ、解析時間を短縮します。
- すべてのSBGセンサと他社のIMU
- すべてのアプリケーション
- すべての処理:INS/GNSS、GNSS単独
Qinertia Lite Ellipseシリーズによる陸上/航空用PPK エントリーレベルのナビゲーションのためのお得なソリューション
エントリーレベルのナビゲーションソリューションの強化を検討している場合にお勧めします。Qinertia Liteは、Ellipse小型慣性センサで利用できる経済的なソリューションです。測量がUAVや自動車関連の調査であれば、Qinertiaは軌道とデータ解析を向上させることができます。
- すべてのEllipseシリーズのセンサ
- 陸上・航空アプリケーション
- すべての処理:INS/GNSS、GNSS単独
Qinertia UAV UAV用お得なPPK
Qinertia UAVは、UAV使用の測量および写真測量アプリケーション向けに設計されたお得なソリューションです。
- すべてのセンサ、すべてのGNSS受信機
- 半径3キロ内の軌道処理
- Quanta製品を購入時は1年間の無料サブスクリプション
- すべての処理:INS/GNSS、GNSS単独
Qinertia GNSS GNSS単独用静的およびキネマティック後処理
Qinertia GNSSは、任意のGNSS受信機(RINEX経由)からの後処理と、Novatel、Septentrio、Trimble、およびUbloxからのバイナリファイルを使用したデータの後処理が可能です。
- すべてのGNSS受信機
- 静的およびキネマティックGNSSデータ処理のみ
- いつでもINS/GNSS処理ライセンスへアップグレード可能
活用事例
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自己位置推定のアプリケーションに
SBG Systemsは自己位置推定の超小型慣性航法システムを提供しています。 これらのIMU、AHRS、およびINSは、軽量で低消費電力であるため、航空、陸上、または海洋の無人システムに最適です。
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姿勢方位測量にSBG社のモバイルマッピングアプリケーション
測量のモバイル化により、慣性ナビゲーションシステムで車両姿勢と方位情報を取得し、クリーンな点群作成に貢献しております。
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ダイナミクス計測に適したモーションセンサ
陸上、海上、または空中の乗物の状態をモニタリングできるIMU、AHRS、MRUを提供しています。超低ノイズのジャイロスコープ、低レイテンシ、全温度範囲キャリブレーションにより、精密なモーションおよびダイナミクスセンシングに理想的なセンサです。
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点群データの作成や同期に適したIMUセンサ
低ノイズの加速度計とジャイロスコープを備えたSBG Systems慣性センサは、物理的な動きと出力の間のレイテンシ(待ち時間)が短いことも特徴です。カメラやLiDARなどのシステムの姿勢や、受けた振動などを点群作成時に補正することが可能です。
PDFダウンロード
下記より資料をダウンロードできます。
導入事例
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無人レースカーの設計にSBG社のIMUとGPS(陸上)
AMZ(チューリッヒ工科大の学生によって設立されたアカデミック・モータースポーツクラブ・チューリッヒ)は、軽量・小型のEllipse2-N INS用センサを、モーション計測、機器の同期、車両のダイナミック分析のために採用しました。そに事例をご紹介しております。
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Ellipse-Nを用いた自転車スピードの世界記録(陸上)
オーダーメードの自転車を最大限に活用し、世界スピード記録を作ったEric Baroneの事例をご紹介しております。こちらではEllipse-Nが導入されております。
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国土交通省 関東道路メンテナンスセンター(陸上)
国土交通省の令和2年度、センシング技術を活用したインフラ管理技術の構築 や生産性向上に向けた技術実装を推進させるための「衛星受信不感区間における高精度測位技術」に採択されました。
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バイクのロールとリーンの加速度解析(陸上)
インドの有名なテスト機器販売代理店であるZen Microsystemsは、SBG SystemsのEllipse2-A姿勢方位基準ユニット(AHRS)を使用し、全面的なタイヤ解析を実施し、タイヤの良好な付着性およびコーナリング能力を試験しました。
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スラムベースのモービルマッピングシステム(陸上)
VIAMETRIS社(仏)は、慣性、GNSS、SLAM技術を駆使したモービルマッピングシステムであるvMS3D用にEllipse-D慣性ナビゲーションシステムを採用しました。
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ハイパーループコンクールで使用されるEllipse-N(陸上)
HyperXite、UCI(カリフォルニア大学アーバイン校)のチームは、第2回ハイパーループコンクールに参加し、全米ハイパーループチームの1位、エアベース空中浮遊において世界2位にランクインしました。
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UAV(無人航空機)飛行分析(航空)
MASC(Multi-purpose Airborne Sensor Carrier;多目的空中センサキャリア)は、大気境界層研究用に開発された小型UAVです。Ellipse-Nは、UAVの位置、対地速度と姿勢角の記録に使用されました。気流を考慮すれば、風速と風向きを正確に計算することが可能です。