BITalino 教材シリーズ
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学びを次のステップへ 研究室・ゼミ用のお得な複数台パッケージ
研究室やゼミ用に向けたお得な複数台パッケージプランです。エンジニア向け、理学系分野向け、BITシリーズのパッケージプランの3種類をご紹介しております。
複数台パッケージ
ClassBITエンジニアリング
工学系やエンジニアリング分野向けに用意された教育用セットです。
工作しやすいむき出しの基板と、UC-E6コネクタ付きのセンサ&ケーブルのセットが10セット含まれています。
10セット総額94万円相当のところ、税込79万円でご用意致しました。
1キットの内容物 | |
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コア基板BLE/BT版(基板のみ)×1 | センサーケーブル(4芯)×4 |
バッテリー(700mAh)×1 | 電極ケーブル(2極)×2 |
EMGセンサ×1 | 電極ケーブル(3極)×2 |
ECGセンサ×1 | USB充電ケーブル×1 |
EDAセンサ×1 | Bluetoothドングル×1 |
EEGセンサ×1 | 使い捨て電極(50個入り)×1 |
ACCセンサ×1 | 使い捨てアルコール消毒×2 |
プッシュボタン(BTN)×1 |
※ケーブルやセンサの種類はすべて、UC-E6コネクタ付きとなります。
※BLE接続をしたい場合は、別途BLE専用のUSBアダプタが必要となります。市販のBLEアダプタをご購入ください。
ClassBITサイエンス
生体信号や生理学の学習に重点をおいた理学系分野向けに用意された教育用セットです。組み立て済みバンドル式センサで、簡便に計測が可能な10セットとなります。
10セット+4種類のアドオンソフトウェアで総額441万円相当のところ、税込121万円にてご用意致しました。
1キットの内容物 | |
---|---|
コアキットBLE/BT版(コア基板と3Dケースのセット)×1 | ACCセンサ×1 |
バッテリー(700mAh)-コアに内蔵×1 | BTN×1 |
EMGセンサ×1 | グランドケーブル×1 |
ECGセンサ×1 | USB充電ケーブル×1 |
EDAセンサ×1 | Bluetoothドングル×1 |
EEGセンサ×1 | 使い捨て電極(50個入り)×1 |
PUL脈波センサ×1 | 使い捨てアルコール消毒×2 |
※センサの種類はすべて、バンドル式となります。
※BLE接続をしたい場合は、別途BLE専用のUSBアダプタが必要となります。市販のBLEアダプタをご購入ください。
LabBITバイオシグナル
BITシリーズ4種類と解析アドオンソフトウェア4種類がお得なパッケージになりました!心拍変動・筋肉活動・脳波活動・及び精神生理学の分野で、教育と研究の両方にお使い頂けます。
総額57万円相当のところ、税込22万円にてご用意致しました。
4キットの組み合わせ |
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MuscleBIT×1(筋電位解析アドオン付き) |
HeartBIT×1(心拍変動解析アドオン付き) |
NeuroBIT×1 |
PsychoBIT×1(皮膚電気活動イベント/呼吸解析アドオンつき) |
ソフトウェア&API
ソフトウェア「OpenSignals(オープンシグナル)」
生体データをリアルタイムに表示・記録するための基本ソフトウェア「OpenSignals(オープンシグナル/無償)」は、信頼性の高い生体信号の取得と視覚化を可能にします。
また、追加のアドオンソフトウェアをご購入いただく事で、心拍変動解析や筋電図解析、皮膚電位活動解析などを行う事ができます。
様々なAPIで開発をして頂けます。
APIを使用して、革新的な生体信号ソリューションを開発することが可能です。Unity、Python、Java、Androidなど最も一般的なプログラミング言語に対応していますので、お客様が使い慣れたプラットフォームでアプリ開発をお試しください。各APIの情報はこちらをご参照ください。
また、GitHubのBITalinoページもございますので、併せてご参照ください。
※大変申し訳ございませんが、弊社では開発に関するサポートはしておりません。予めご了承ください。
よくあるご質問
ハードウェアについて
1.BITalinoスターターキット3種類の違いについて教えてください。
「基板キット」は、生体信号センサと計測に必要なブロックが1枚の基板として接続されています。電極ケーブルを接続するだけですぐに使用することができますが、Ch1=筋電位,Ch2=心電図...のように生体信号センサが最初から割り当てられているので、各パーツを組み替えることはできません。
自由に組み合わせて使うというより、とりあえず試してみたい方向けのオールインワンタイプです。
「プラグ付きキット」は、各センサが分離しており、電極ケーブルとセンサーケーブルを使ってコア基板につなげることで、構成を自由に組み替えることができます。同じ種類のセンサを複数使用する場合や、後からオプションのセンサを追加したい場合はこちらがおすすめです。
付属のセンサーコネクタはUC-E6タイプなので、Molexタイプはつなぐことができません。
「フリースタイルキット」は、全ての生体信号センサやブロックが切り離されているため、ユーザーが独自にはんだ付けをしたり、付属のMolexコネクタで接続したりして使用します。メーカーでは既に廃盤商品となっているため、在庫限りの販売となります。
2.新しくなったデュアルモード搭載BLE/BT版について教えてください。
- BLE/BT版は、デュアルモード搭載により2種類の通信に対応できる基板を搭載していますが、通常はパソコン内蔵のBluetooth接続でペアリングされますので、Bluetooth通信となります。BLE接続をしたい場合は、別途BLE専用のUSBアダプタが必要となります。
メーカーであるPlux社では、通信速度の速いBluetooth通信を推奨しているため、2022年をもってBLE専用アダプタの販売を終了することになりました。もしご使用中の開発環境等の理由からBLE通信をされたい場合には、市販のBLE専用アダプタをご購入くださいますようお願い申し上げます。
Bluetooth通信の場合、サンプリングレートは全チャンネル1KHzです。BLE通信の場合、サンプリングレートは1chのみ1KHzに設定可能となり、その他は100Hzとなります。 - Bluetooth通信を行いたい場合で、パソコン内蔵のBluetoothではうまく接続できない環境の際は、BT専用アダプタをご利用ください。(設定手順についてはPlux社のHow-Toページをご参照ください。)
- BLE/BT版では、一般的なAPIに対応しています。
3.スターターキットなどを充電したいのですが…
MCUブロックのLEDがオレンジ色に点灯しましたら充電の合図となります。
BITシリーズ、R-IoTをご購入の方は、付属のUSB充電ケーブルをお使いください。
基板キット、プラグ付きキット、フリースタイルキットには付属されておりませんので、弊社オンラインショップでUSB給電ケーブル(https://shop.creact.co.jp/?post_id=31)をご購入頂くか、市販のスマートフォン用充電用ケーブル・充電器をご使用下さい。(USB-A - マイクロUSBケーブル)
※充電しながらBITalinoを動作させることはできません。また、こちらは充電専用のケーブルとなりますので、microUSBを介してのデータ通信はできず、Bluetooth経由のワイヤレス通信となります。
4.BITalinoにて設定可能なサンプリングレートを教えてください。
BITalinoにて設定可能なサンプリングレートは、1Hz, 10Hz, 100Hz, 1000Hzいずれかの固定となっています。400Hzやその他のレートで取得が可能なのは上位機種のbiosignalspluxシリーズとなります。
接続台数でサンプリングレートは変化しませんが、計測するチャンネル数が多くなるとデータの取りこぼし(データの欠落)が発生する可能性があります。これはBluetooth通信の転送レートによる制約です。
5.BITalino2台で同時計測を行いたいです。計測方法について教えてください。
まず、BITalinoシリーズは開発用途の商品となっております。同時計測自体は可能ですが、厳密なリアルタイム性を求めることはできません。
(弊社で確認した2台のBITalino同時使用の実績では、BT版にてチャンネル数が3Ch、サンプリングレートが100Hzの設定で、データ自体は連続的に取れましたが、2台のうち1台に0.5~1秒程度の遅延が発生する場合があることを確認しています。)
計測方法1:Bluetooth機能を用いて計測する
- 最初に1台のPCで2台のBITalinoのBlutoothをそれぞれペアリングします。
- OpenSignalsを立ち上げてFind and Configure Your Devicesで2台のBITalinoを『ENABLE』にします。 (2つのMac Addressが青色で有効になっていれば成功です)
- この状態でデータの取り込みを行うと、2台分のデータを取り込むことが出来ます。
計測方法2:同期ケーブルを用いて計測する
詳しくはこちらの資料をご確認ください。
6.外部機器と同期をとりながら、BITalinoの信号を収録する方法はあるのでしょうか?
BITalinoには、6つのアナログポート以外に、デジタルIOポートが入力/出力それぞれ2つあります。
OpenSignalsを使用してデータを取得する場合は、トリガー機能を有効にしておくことで入力ポートに変化があったタイミングで記録を開始することができます。外部機器と同期記録する(リアルタイムにデータ処理は行わない)場合は、この方法は有効です。
ソフトウェアOpenSignalsについて
1.無料版と有料版追加アドオンの違いはなんでしょうか?
OpenSignalsを使用すると、センサーからの信号を非常に簡単に抽出し視覚化する事ができます。
無料版のOpenSignalsでは、最大18チャネル(3つのBITalinoを1つのPC/OpenSignalsに接続可能)からの同時データ収集、CSV形式やPDFレポートしてデータを可視化・記録、および事前に記録された信号の読み込みまでが可能です。
※同時にデータを収集できるだけで同期が取れるわけではありません。
センサーデータの出力形式は、テキスト形式、H5、EDF形式となりますので、CSVのデータはお客様によるデータ変換(→テキスト形式を、Excelからタブ区切りで読込みCSV形式で保存)が必要になります。
波形の画像をPDF化したい場合にはOpenSignalsの画面のハードコピーを撮ってPDF化する必要があります。
有料版はアルゴリズム処理が組み込まれていますので、コーディングを行うことなく、取得したデータから直接データ分析と特徴抽出を行うことができます。BITalinoに対応しているアドオンは6種類あり、MacAddress毎にアドオンのライセンス購入が必要となります。くわしくはこちら
2.OpenSignals起動後、エラーメッセージが表示されBITalinoとPCの接続が切れてしまうのですが…
BITalinoはBluetoothを使用して無線でPC等と通信を行いますが、インターフェースの仕様により繋がりにくい場合があります。使用環境によりますが周囲に別のBluetooth機器や無線LAN機器があると干渉して不安定になることもありますので、もしすぐ近くにそのような機器がある場合は、離して使用することを推奨致します。
また、BITalinoの設定にてサンプリングレートや使用チャンネル数を増やしますと、Bluetoothの帯域が不安定になる場合があります。もし必要以上の設定を行っている場合は、一旦最低限の設定で試してみてください。
また、バッテリーの残量が少ない場合は、フル充電を行ってからご使用ください。
ソフトウェアAPIを使った開発に関して
1.RaspberryPiで計測する場合に、プログラムは一から作成する必要がありますか。 それとも、OpenSignalソフトウェアを使用可能でしょうか。
OpenSignalsは残念ながらRaspberryPiには対応しておりません。
RaspberryPiで計測する場合は、APIを使用してご自身でプログラムを作成し、データを取得します。
- BITalino RaspberryPi C++ API
https://github.com/BITalinoWorld/cpp-api - BITalino RaspberryPi Python API
https://github.com/BITalinoWorld/revolution-python-api
2.RaspberryPiで、脳波波形の計測は行えますか。
RaspberryPiでも通常使用と同様に計測は行なえます。
ただし、取得できるのは生データですので、分析はユーザー様にて行って頂く必要がございます。
こちらに取得できるデータのサンプルがありますのでご参考下さい。
センサについて
1.EDAセンサを装着する場所を教えてください。
<ゲル無し電極とベルクロストラップを用いる場合>
<ゲル付き電極を用いる場合> |
→人差し指と中指の第一関節より上の位置に電極プラグを固定 ただし、この部分は角質化しているので結果的に反応が取りにくい場合もあります。 皮膚が乾燥している場合は計測値が低くなりますので、電極を装着する前に皮膚のインピーダンスをきれいにするための穏やかな研磨剤を含む特殊ゲルも販売しています。 |
→手の平の付け根あたりの2箇所に電極プラグを装着 ユーザーマニュアルも併せてご参照ください。 |
活用事例
BITalinoで光センサー
椙山女学園大学 向研究室の公式サイトにて、BITalinoを使ったHow Toコンテンツを掲載して頂いております。
BITalinoで筋電位センサー
椙山女学園大学 向研究室の公式サイトにて、BITalinoを使ったHow Toコンテンツを掲載して頂いております。
お知らせ
Plux社の創業者達が執筆した生体計測の書籍がSpringer Nature社より出版されております。
生体信号やセンサそのものの解説から、生体データ計測、Pythonなどを使ったデータ処理や機械学習などまで幅広く解説されている、生体信号計測の決定版ともいえる内容で御座います。
生体信号に関わる全ての方にご紹介したい一冊となっておりますので、詳細は下記のSpringer Nature社のサイトよりご確認ください。
※外部のサイトに遷移します。
PDFダウンロード
下記より資料をダウンロードできます。