運転動作の計測にCAPTIV-L7000モーション
2023年9月2日
2023年9月2日
15個のモーションセンサで全身をキャプチャできる「CAPTIV-L7000」は、自動車の乗り降りでは、自動車に向かう環境から車の乗り降り、運転までシームレスにモーショントラッキングが行えます。
また車の運転で死角となりやすい「足首のひねり」をトラッキングし可視化する事で、ブレーキとアクセルの踏み違いのご研究へと用途が広がります 。
あわせて、筋電図をすね等に配置すれば、リアルな足の動きが取得できます。
アイトラッカーとも同期可能
CAPTIV-L7000は他社製品のデータとも簡単に同期できます。
非接触型のアイトラッカー「FX3」は、外乱光に強い自動車の実車計測にも適したアイトラッカーです。
FX3の詳細はコチラをご覧ください。
自動車業界では、CAPTIV-L7000を用いて自動車の乗り降り、運転中のドライバー姿勢を始め、心拍や呼吸などの生体情報を計測し、運転中の「快適さ」や「ストレス負荷」などを評価しています。
例えば、長時間運転の関節負荷(モーションセンサ)、筋肉疲労(筋電センサ、圧力センサ)はもちろん、室内温度(温度センサ)などの環境に起因する疲れ(心拍センサ、呼吸センサ)を評価することができます。
CAPTIV-L7000のGSR(皮膚電位)センサとTobii社Glasses2アイトラッカーと組み合わせ、事故が多いことでも有名なパリ凱旋門の環状交差点付近でのドライバーの覚醒度計測を行いました。視線情報の追加により、ドライバーの注視点と覚醒度の相関を評価することができます。
CAPTIV-L7000のモーションセンサ、EKG(心電図)センサ、GSR(皮膚電位)センサとTobii社Glasses2アイトラッカー、ABM社B-Alert脳波計と組み合わせた評価テストです。ドライバーの関節負荷(モーションセンサ)、疲れ(心電図センサ)と覚醒度の他、ドライバーの注視点情報、脳波活動(眠気/ワークロード/ハイインゲージメント/ディストラクション)を簡単に同期計測し、解析することが可能です。眠気がピークの際の姿勢やその際の注視点情報のように、統合した解析が可能です。