センサを用いたスポーツ選手強化ソリューション

「足」を使って走り続ける。「足」を使って踏み込む。「足」を使って体重移動をする。

これらの「足を使った動作」は、マラソンや短距離に限らず、スキー台をジャンプをする時、ボールをキックする時、ハンマーを投げる時、ゴルフのスウィングをする時、ボルダリングをする時など様々なスポーツ競技において発生します。

スポーツ選手のダイナミックな動きの中で、「走っている時の接地時間やストライド、足裏のどの部分が地面に着いているのか？それとも着いてないのか？」といったスポーツ選手自身が感じる「感覚」。これをコーチと共有する事は、スポーツパフォーマンスの向上において重要であると同時にとても難しい作業とも言えます。

クレアクトがご提案する「足」に特化した計測センサ「GaitUp」「Pader」であれば、研究レベルでお使い頂けます。計測後に出力される全てのデータは、スポーツパフォーマンスの向上に大きく役立ちます。

「走り」に特化した走分析ツール「GaitUp社のPhysiRun Lab」

接地時間や遊脚時間、離床角度やスライドなど、16のフット・ストライクパラメータで走分析し、詳細な分析レポートを瞬時に出力します。使い方は簡単。重さわずか11グラムの高品質のモーションセンサ「Physilog5」をシューズに取り付けるだけです。ウェアラブルである為、ランナーの行動を制限することなく、計測することができます。PhysiRunとは別に、歩行分析に特化した「PhysiGait」もございます。

プロスポーツにおいて、ケガによる経済損失は莫大です。

スペインのプロサッカー・リーグにおける調査では、ある年のチーム当たりのケガによる損失金額は10憶円でした。

早い速度での衝突、オーバートレーニング、身体の疲労など、傷害となるリスクが多いスポーツ選手。その傷害を起こし、選手またチームにとって大きな損害を与えない為には、選手自身の身体がどんな状況にあるかを把握する事が重要です。

ケガ防止としてお使い頂けるサーモ画像解析ツール「ThermoHuman」と、リハビリやトレーニングに取り入れられる筋電位(EMG)フィードバックツール「physio plux」をご紹介します。

世界のプロスポーツで採用された最先端サーモ画像解析ツール「ThermoHuman」

ラ・リーガやカンピオナート・ブラジレイロなど世界のプロスポーツで採用！スポーツ選手のサーモ画像をアップするだけで96(最大)の各部位を検知し、非対称のゾーンをチェック。非対称度、標準偏差、筋肉痛度、リスクインデックスなど12以上のパラメータで分析し、アバターやグラフなどで可視化します。サッカー、ラグビー、マラソン、駅伝などのハイパフォーマンススポーツのケガの予防に威力を発揮する「サーモヒューマン」は、筋断裂や骨の疲労骨折、靭帯、腱損傷など、スポーツ選手が異常を訴える前に検知し、試合復帰のタイミングやトレーニング方法、治療方法などに役立つデータを提供する最先端のケガ防止ツールです。

スポーツ選手のリハビリに！EMGにより筋活動の動きをリアルタイムに可視化する「physio plux」

リハビリやケガの防止の際に行われる筋肉活動の強さや、タイミング、順番などを訓練時に行う事で可視化。これらをフィードバックする事で、理学療法のトレーニングを強力にサポートします。

スポーツセンシングが盛り上がりを見せる中、「競技中のスポーツ選手に運動計測を意識させることなく、いかに自然に計測できるか」が1つのポイントとなっています。

選手にマーカーを付ける事なくモーションキャプチャができる「Simi Motion」や、靴の中に敷くだけで足裏の総加重が計測できるワイヤレスセンサ「loadsol」、たった70gのセンサを付けるだけで、複数のプレイヤーの追跡や個々の加速度、心拍や筋電などを計測できる「WimuPro」などをご紹介します。

マーカーレスで全身のモーションキャプチャと分析!「Simi Motion」

競技中のスポーツ選手に運動計測を意識させることなく、自然な計測を可能にしたマーカーなしのモーションキャプチャです。高速高解像度の工業用カメラと最新の画像処理アルゴリズムを採用。室内・屋外にとどまらず、水中での計測も可能にしています。

スポーツ選手の動きをトラッキング！パフォーマンス・モニタリングシステム「Wimu Pro」

バランス、ステップ、ジャンプ、垂直スピード、方向転換回数などをリアルタイムで計測。心拍モニタ、筋肉酸素飽和度メータ、筋電などのデバイスと互換性がある為、スポーツ選手の動き以外の計測も幅広く行う事ができます。室内・屋外で使えるWimu Proは、FIFA IMSマークに認定されています。