BITalinoチュートリアル編 ACCの使い方
2022年7月13日
例えば人が歩く時や呼吸をする時、生きている細胞・組織・臓器は、力や変位を生み出しまたそれを受けます。
今回は加速度センサー(ACC)を使って、簡単なバイオメカニクスプロセスを観察してみましょう!
このセンサーは3軸のセンシングが可能ですが、デフォルトでは1軸(Z軸)のみ接続されています。
また、センサーの計測向きは、写真1で示すような方向になります。
<セットアップ手順>
- ACCセンサーを、任意のアナログチャンネルに接続します。(BITalinoのハードウエアのA1~A6)
- OpenSignalsソフトウェアでデータの記録を開始します。
- センサーを手にしっかりと持ち、そのままゆっくりと上下させます。その際、ソフトウェア上で信号を確認しながら行ってください。
- 以下の運動を繰り返し行います。
- センサーを手に持っている状態で、矢状面(写真2)に平行な腕で保持します。
- 腕を90度の角度で前額面に平行に持ち上げます。各反復の終わりには、腕は水平面と平行に矢状面と垂直になるようにします。
- 最初の1回はゆっくりとした動きで、最後の1回は腕が最も早く上がるようにスピードを上げるようにします。
写真2:矢状面、前額面、水平面
- 記録を停止し、データを保存します。(写真3)
BITalinoの加速度センサーで3軸データを取得するには、はんだ付けの技術が必要となりますが、クイックガイドをWEBよりダウンロードすることが出来ます。
https://www.creact.co.jp/item/measure/bitalino/bitalino-cables/btl-cbl-top
X軸/Y軸加速度ケーブル「接続方法」のリンクをご参照ください。