B-Alert X
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自動車の研究・開発に適したポータブル脳波計(EEG)
長時間でも安定な脳波計測に向いている脳波計でございます。研究室のみならず、運転や作業、運動等のフィールドワーク時の脳波計測にも最適です。トヨタをはじめ、日本国内でも数多くの大学・企業で使用されている実績があります。
概要
わずか71グラムの軽量設計/振動を受けてもノイズが少ない安定したデータ計測
ワイヤレスでメディカル品質の信頼性の高い脳波計測が行える脳波計測システムです。軽いヘッドセットのため、運転や作業、スポーツなどをされても、計測位置がズレることはありません。また装着していることを忘れてしまう程の軽さで対象者への負担は少なく、普段に近い状態での脳波計測は可能となります。
導電性クリームを充填したやわらかいスポンジ電極を採用しており、髪の毛に附着しにくいため、計測後のストレスもあまりありません。また、導電性クリームが乾燥しにくいため、長時間にわかって脳波データを安定的に取得できます。
脳波以外に心電図(ECG)や筋電位(EMG)、眼電位(EOG)も計測可能
脳波の他、心電図(ECG)、筋電位(EMG)または眼電位(EOG)の計測にお使いいただける補助チャネルを1つ用意してあります。ストレス評価に心電図(ECG)、眼球活動にEOG(眼電位)、筋肉活動に筋電位(EMG)との具合で、対象者を多方面の生体信号を取得にお使い頂けます。
B-Alertの採用実績
ABM社のポータブル脳波計「B-Alert」は、トヨタをはじめ日本国内において様々な企業・大学・研究機関で採用されています。
ヘッドセット
目的に合わせた脳波計
B-Alert X10
B-Alert X10は機能性とシンプルさを併せ持った使い勝手の良いシステムです。軽量型のヘッドセットは研究室そしてフィールドワークで使える簡単な設定でありながら高品質なデータ記録を実現しています。
- 高品質EEG チャンネル 9
- ECG、EMGまたはEOGに使用可能な補助チャンネル 1
- 10-20法の配列のセンサストリップ
- サンプリング256Hz
- 充電バッテリーは8時間連続使用可能
- 頭部動作計測用の加速度計搭載
- データ同期用の複数のオプション
- 子供から大人までの頭のサイズに対応
- MatLab、EEGLab、BCI2000、qEEG等に対応可能なSDK
B-Alert X24
B-Alert X24はパワフルで柔軟性にとんだ神経生理学モニタリング用の携帯型EEGヘッドセットシステムです。LORETA、BCI、ニューロフィードバック訓練、ERPs、認知状態・心的ワークロードメトリックスなど等の研究に最適なツールです。
- 高品質EEG チャンネル 20
- ECG、EMGまたはEOGに使用可能な補助チャンネル 1
- 10-20法の配列のセンサストリップ
- サンプリング各256Hz
- 充電バッテリーは8時間連続使用
- 頭部動作計測用の加速度計搭載
- データ同期用の複数のオプション
- 子供から大人までの頭のサイズに対応
- MatLab、EEGLab、BCI2000、qEEG等に対応可能なSDK
ポータブル脳波計システムB-Alert 装着方法
電極を頭皮に密着させるために、導電性クリームを充填したやわらかいスポンジ電極を採用しています。電極と頭皮の接点がズレることなく、振動を受けても安定したデータを計測できます。
ソフトウエア
B-Alert Essentialソフトウエア(無料)
X10とX24システムには、次の機能を備えたEssentialソフトウェアが含まれています。
- オンデマンドのインピーダンスチェック
- 生データの取得、保存、表示
- アーティファクトの識別を含むデータ品質評価
- 外部同期ユニット(ESU)を使用したサードパーティのイベントマーカーとの統合
- すべてのソフトウェア機能へのプログラミングアクセスを可能にしたSDK
- データは.EDF(European Data Format)フォーマットに保存
- MP4ビデオ録画/リモートでビオモニターリングをサポート
- すべてのハードウェアに2ライセンスを提供
B-Alert Liveソフトウェア(有料)
B-Alert Liveソフトウェアは、リアルタイム、オフライン処理と解析ツールを可能にしています。リアルタイムのグラフィックインターフェースは、Θ、α、β、σ のパワースペクトル密度ヒートマップに加えて、認知状態とワークロードのメトリックゲージが表示されます。生データはもちろん、自動デコンタミネーション(除染)後のデータを取得できます。
- 自動デコンタミネーション(EMG, EOG, spikes, saturations, excursionsを自動除去、そのデータも出力)
- 対象者の関与(Engagement)と眠気のレベルを測定するためのリアルタイムの認知状態指標
- 対象者の精神的努力を測定するためのリアルタイムの認知ワークロード指標
- 可視化及びプレゼンテーションGUI
- EDF出力フォーマット
対象者行動分析に最適な認知状態指標
B-Alert Cognitive State Metricsの分類は、感覚入力から疲労の開始に高度に関連した処理の連続体で構成されています。指標は、被験者の覚醒および注目レベルと刺激的な環境の出現によるコンビネーションの評価によって、被験者がどのように視覚的刺激を処理しているか反映しています。高い関与(High Engagement)は、広範囲の運動スキルと実行するリソースが働かされているのを反映しています。低い関与(Low Engagement)は、知覚スキャニングと処理の量が減少している時(例:長い単調な道路を運転するとき)に起こります。注意散漫は、典型的には退屈または疲労に関連した不能からくる、活性化した知覚的処理からの離脱によって起こります。眠気や眠りの開始は、被験者が疲労のEEGサインを示す時に起こります。
B-Alertの技術は国内自動車メーカーはじめキャタピラー、ダイムラー/クライスラー、BMW、ボーイング、ハネウェル、モジュラーマイニング・システムズ、イエロートラッキングでドライビングの研究にお使いいただいています。
B-Alert Labソフトウエア(有料)
B-Alert Liveからアップグレードしてお使い頂くオフライン解析プラットフォームです。
このソフトウェアはとても柔軟性のある包括的な解析プラットフォームで、MatLab経験のある方なら分かり易く簡単に使えるスクリプト型インターフェースになっています。Labソフトウェアは、複数ファイルのバッチ処理と、サードパーティの EDF 形式のファイルの解析をサポートします。
- カスタマイズ用スクリプト・インターフェース
- ABM社研究チームが開発した解析コマンドのライブラリ
- マルチファイルのバッチ処理
- 新しい注意力テストと感情豊かな表情テストをサポート
- 「共感」(Empathy)指標
- 前頭非対称分析(動機)
PDFダウンロード
下記よりB-Alert Xの資料をダウンロードできます。
活用事例
自動車の研究・開発に適したB-Alert
ポータブル&ワイヤレスで計測できるので、運転中のドライバーの行動を制限する事なく脳波計測ができます。
さまざまな脳波計のご紹介
メトリクスを利用した疲労評価・疲労管理や、ご研究に適した脳波計をご紹介します。